植物は世界を養う 4
主要な4つの作物を順にあげると、サトウキビ、コムギ、コメ、トウモロコシです。
すべてイネ科の草本です。
収穫されたサトウキビの大部分は加工するときに失われる水分なので、コムギ、コメ、トウモロコシが、ほんとうの意味で世界を養っている作物です。
1977年に、ちょうど14種類の作物の収穫量は5000万トン以上であり、それらの作物のうち半分はイネ科の草本でした。
全農場の70パーセント以上で穀物が栽培されています。
これらの穀物は、人類の摂取カロリーの半分以上を供給しています。
ただ残念なことは、ほとんどの穀物もまた必須アミノ酸含有量が低いことです。
我々が直面している重大な問題は、現在の世界を養う十分な食糧をいかにして栽培するかではなく、人口が2倍、3倍、4倍になる未来の世界を養う十分な食糧をいかに生産するか、ということなのです。
今のところ、現在の世界を養うものを十分に栽培していますが、作物の約半分は病害や害虫のために失われています。