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2010年12月 アーカイブ

植物は世界を養う 2

典型的にいえば、生物の数は、食糧か空間の欠如によって制限されるまで、指数関数的に増加することになります。


もし食糧が制限要因であるなら多くの個体が死にます。


空間が限られていると動物は異常な行動をとりますし、植物は小さくてひょろ長いものになります。


個体集団は初めは算術的に増えますが、次に指数関数的に増加しはじめます。


あるところまで増加すると、短いながらも小さな安定状態に達し、出生率と死亡率が等しくなるのです。


最終的には死亡率は出生率を上回りはじめ、個体数が下降状態になります。


このようにして閉鎖系では、自然に個体数が調節されています。


どこから見ても、地球は閉鎖系であり、人口は指数関数的に増加する段階にあります。


我々は生物なので、もし何もしなければ、この閉鎖系の中で生物としての運命に従うことになるでしょう。


解決は簡単なように思えます。


すなわち、出生を安定させ、食糧生産を増加させることです。

植物は世界を養う 3

不運にも出生率は指数関数的であり、食糧増加は幾何級数的になりがちです。


出生を安定させることがより大切でしょうが、少なくとも世界規模では、このことは起こらないだろうと予想されます。


このような場合に、どのように食糧生産を最大限まで増加させられるでしょうか。


農業科学者によれば、1ポンドの肉をつくるのに約10ポンドのまぐさが必要だそうです。


言い換えれば10ポンドの干し草が1ポンドの牛肉を支えるのに必要とされるのです。


これが、肉がだんだん高くなっている理由であり、したがって今世紀になって以来、我々の食生活にさほど重要な地位を占めなくなった理由です。


肉よりも、農産物や穀物を用いれば、もっと多くの人々を養うことができるのです。


たとえそうであっても、肉は、現在の農作物のタンパク質に比べると、ある種の必須アミノ酸を多量に含んでいます。


25万種の高等植物のうち、約3000種が食料として使われてきましました。


これらのうち、たった200種が作物化され、食用として栽培されています。


そして、ちょうど30種が重要な食用作物とみなされています。

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